目をぎゅーとつぶっていませんか？

 こんにちは！

ちかです！

今回は、

技の失敗がトラウマになったあなたに、

「力なんかいらない」

とっても基本的な克服法を

お伝えしようと思います。

これさえできれば、

何度もその技に挑戦したくなるし、

新しい技にも難なく

チャレンジできるようになります！

体操が早くやりたくて

授業が終わった途端に

体育館まで走ってしまうかもしれません

しかし、

この基本的なことをやらなければ、

何度も失敗し、

克服しようとする気も

起きなくなるかもしれない。

それに、

克服するまでに

１ヶ月も、１年もかかって

同期や後輩に追い抜かれるかもしれない。

少しでも早く！！！

できなくなってしまったその技を

もう一度できるようにしたいですよね？

そんなあなたに

まずやってもらいたい

基本的な克服法があります。

それは、

「常に目を開けておくこと。」

 

つまり、

技をしているとき、

その技が終わるまでは

必ず目を開けておく。ということ。

これは、

床や自分の手・足を見る

＝視覚的に捉える

ことが重要だということです。

理由を説明しますね。

体操は、

空間の中で体を操るスポーツですよね？

実は、技をするときには

無意識にでも

空間を認識しています。

日常生活でも当たり前のように

やっています。

例えば、

・そばにあるコップに手を伸ばすとき、

　手前でコップを取り損ねることはないですよね。

　（コップを見ていなかったら違いますが、、、）

・階段を降りるとき、

　歩く時とは違い、後ろ足を程よく曲げますよね。

　（歩きスマホをして階段に気付いていなかったら

　　違いますが、、、）

 

こんな風にひとは

無意識に空間を認識できます。

そして、

空間を認識するには

目からの情報がとても重要です。

体操は、

広い空間の中で

目で床や自分の手足を捉えることで

“どこの高さにいるのか”

“自分の足はどこにもっていけばいいのか”

などなど、、

認識しなければいけません。

しかもその中で

常にコロコロ体勢を変えければいけないのです。

これがわかると、

常に目を開けなきゃ！！！

と思ってしまいませんか？

実際、内村航平選手が

技をやるとき、

目を閉じている

イメージはないですよね。

むしろ、

ものすごく床を見てます。

スロー再生してもわかるほどです（笑）

じゃあ、

目を開ける重要性が

わかったところで、

実際にやってみたい所ですが。

技をするのが怖いと

どうしても目をつぶってしまう。

目は開けられるけれど、

よく見ている余裕がない。

という方も多いのではないでしょうか？

でも、怖いから目を開けたくない

というのは当たり前のことなので

あまり気にしなくても大丈夫。

そんな方でも

肩の力をふっと抜いて

できるような方法があります！！

３ステップに分けて説明します。

ステップ１

まずは、克服したい技の

始めから終わりまでを

４つに区切ってください。

例：バック転の場合

　　①膝を曲げる

　　②床を蹴る

　　③手をつく

　　④手で床を押して体を起こす

ステップ２

次に、４つの場面で

どこを見るかを決めてください。

例：バック転の場合

　　①３ｍ前方の位置（床）

　　②蹴ったすぐ後ろの位置（床）

　　③手をついている位置（床）

　　④正面の壁

ステップ３

最後に、①～④の中から

特に怖くなってしまう場面を選びます。

そして、

見ると定めた場所を

見た！見た！見た！と

頭で繰り返しイメージしましょう。

 

これだけで大丈夫！！

繰り返しますが、

目を開ける

だけではなく、

どこを見るかを決めてしまいましょう！

目で見て、

空間を認識して、

目的を定める。

そうすれば、

目的の方へ身体を動かしたくなるはず！！！ 

上手くいかない時は

落ち込んで、自信がなくなります。

でも、

また頑張ろうと思えるのは

すばらしいこと。

そんな自分を後押しするために、

まずは今、

ゆーーっくり深呼吸を３回して、

焦っている気持ちを

落ち着かせてあげてください。

あなたが楽しく、

体操ができますように！

私はトラウマの克服を

全力で応援します！！！

がんばー！